ゲームブック 温故屋

水本シズオと申します。「ゲームブック」の話題が中心のブログです。

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自作ゲームブック紹介 第三回

11月3日(木・祝)の文学フリマで、ゲームブック『覇者の杖』を販売します。 ブース番号はC−29です。 文学フリマの詳細、サークル配置図などは公式ページをご参照ください。 文学フリマの公式ページはこちら サイズ………………文庫 初売り記念価格……300円(サ…

自作ゲームブック紹介 第二回

11月3日(木・祝)の文学フリマで、ゲームブック『覇者の杖』を販売します。 ブース番号はC−29です。 配置図などは文学フリマの公式ページをご参照ください。 文学フリマの公式ページはこちら サイズ………………文庫 初売り記念価格……300円(サイコロ2個付き)…

感想を書かせていただいたサークル様

このブログでは、私が過去に文学フリマで購入し、印象に残った作品のレビューをいくつか勝手に綴っております。そのなかから、来週の第13回文学フリマにも参加されるサークルさんのブース先を、下に抜き出してみました。 私が書いた感想はあくまで私の感想に…

1984年

本書はわが国にはじめて紹介される、 「アドベンチャー ゲーム ブック」である。 一口でいうと、ゲームで読む小説である。 これは1984年12月に翻訳出版された、『火吹山の魔法使い』の解説文冒頭です(「解説――ゲームブックの本邦初公開」紀田順一郎)。この…

『無限夜行』(めめ)

約一カ月ぶりの文学フリマ書評。 第9回目はめめさんの『無限夜行』です。 めめさんは「くらやみ横丁」のサークル名で昨年の文フリに参加されていました。 本作品は紙媒体ではなく、CD-ROMに作品がおさめられた、 ノベルゲーム(選択肢はなし)となっています…

江戸時代の妄想青年

誰しも子供の頃、「ここに洞窟を配置しよう」「ここに道具屋を置こう」など、 架空の島や村を作って紙に描いたり、『RPGツクール』や『シムシティ』で遊んだり、 妄想上の世界を表現しようとしたことがあるはずです。 「そんなこと、したことねーよ」という…

物語としてのゲームブック

子供の頃好きだった一冊に、1986年に翻訳出版された『ドラゴンの目』というゲームブックがあります。翻訳者は当時まだ20代半ばだった大森望さん。 その大森さんが、『ドラゴンの目』の「訳者あとがき」で、ゲームブックについて次のように述べています。 こ…

自作ゲームブック紹介 第一回

11月3日(木・祝)の文学フリマで、ゲームブック『覇者の杖』を販売します。 王道の「中世西洋風ファンタジー」です。 サイズ………………文庫 初売り記念価格……300円(サイコロ2個付き) 総パラグラフ数……430(284ページ) ゲームブックとは、「読者の選択」や「…

文フリ、参加要項届きました

文学フリマ事務局から、「参加要項」が届きました。 そういえば開催時間は、1時間短くなったんですよね。11時〜16時です。 今回から開催場所も変わりますので、御来場される方はご注意下さい。 場所は「東京流通センター」。最寄駅は東京モノレール「流通セ…

文フリ、参加サークルリストが公開されました

文学フリマ(11月3日開催)、参加サークルリストが公開されました。 参加サークル数は570〜580くらいですかね。 今回は平日の間の日の開催ということもあって、 関東圏以外から参加される方はたいへんだと思いますが、 なんとか盛り上がってほしいものです。…

中古ゲームブックの価格(ドラクエⅡ)

ゲームブック『ドラゴンクエストII(上)』(エニックス出版局 1989年9月初版)の 中古価格がなんか急騰してますね。 アマゾンに11点出品されていて*1、すべて7500円以上(定価は580円)。 半年前は100円で買えたのに、なぜ急に???本書はゲームブックとし…

中古ゲームブックの価格(FFシリーズ編)

久しぶりにゲームブックの話題を。タイトルの「FF」は「ファイナル・ファンタジー」ではなく、「ファイティング・ファンタジー」の略です。 往年のゲームブックファンには今さら説明不要だと思いますが、80年代後半のゲームブックブームのけん引役となってい…

秋のイベント

ついに10月ですよ。時間の流れが、はやい……。 文学フリマの配置発表などは、次の土日あたりには出るのかな。 もっと先?どうなんだろう。 文フリで販売する自作ゲームブックについては、ブース番号が発表されたあたりから、ぼちぼち語っていくつもりです。一…