ゲームブック 温故屋

水本シズオと申します。「ゲームブック」の話題が中心のブログです。

自作ゲームブック紹介 第三回

11月3日(木・祝)の文学フリマで、ゲームブック『覇者の杖』を販売します。
ブース番号はC−29です。
文学フリマの詳細、サークル配置図などは公式ページをご参照ください。
文学フリマの公式ページはこちら

サイズ………………文庫
初売り記念価格……300円(サイコロ2個付き)
総パラグラフ数……430(284ページ)

今日は本書の特徴を少し説明させていただきます。

★簡単・手軽なルール設定
 読者が管理するステータスは、体力点(HPみたいなもの)とアイテム類のみ。マッピングやフラグチェックの必要もありません。また、クリアに絶対必要な謎解きやアイテムもありませんので、いわゆる“ずるプレイ”も可能です。

★物語を豊かにする仲間の存在
 ゲームを進めていくと、主人公と冒険をともにする仲間と出会うことがあるかもしれません。1回のプレイで全員と出会うことはありませんので、プレイのたびに新たな出会いがあることでしょう。

★性格システムの導入
 読者が主人公の性格を設定できるようになっています。「楽天家」「人見知り」など5つの性格から、ゲーム開始時に2つ選んでください。どれを選ぶかによって物語の展開がほんの少しだけ変化します(ゲームの難易度はほとんど変わりません)。

★サイコロを使用せずとも遊べます!
 移動中や真夜中など、サイコロの使用が困難な場合もあるかと思います。でも心配ご無用。本文にサイコロの目が印字されていますので、サイコロを使用できないときは本書をぱらぱらとめくり、そこに印刷されている目で代用してください。

★ゲームを盛り上げるイラスト
 イラストを、プロのイラストレーターである川島健太郎さんにお願いしました。往年のゲームブックファンの方にもきっと気に入っていただける、かっこいい挿絵となっています。
 川島さんは『カレワラ物語―フィンランドの国民叙事詩』(岩波書店)の挿絵や、『図解 三国志 (F-Files)』(新紀元社)の本文イラストなどを手掛けられている方で、ファンタジーや歴史物以外にも、ビジネス書から文芸書の挿絵まで、幅広く活動されています。
川島さんのホームページはこちら

 それでは11月3日(木・祝日)、東京流通センター 第二展示場でお会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願い致します。