「ドルアーガの塔」三部作 前置き
ゲームブックの思い出コーナー。
今日は国産ゲームブックの金字塔、「ドルアーガの塔」三部作。
原案となっている同名のコンピューターゲームも有名ですが、
ゲームブック版「ドルアーガの塔」も、名作として知られているのです。
小学生の頃、いちばんお気に入りのゲームブック作家は、
I・リビングストンでもS・ジャクソンでもなく、鈴木直人さんでした。
『スーパーブラックオニキス』『パンタクル』などの名作を残した鈴木氏。
彼が最初に手掛けたゲームブックが、この「ドルアーガの塔 三部作」です。
下記がその三部作のタイトル。
60階の塔を、3巻で各20階ずつ、冒険するわけです。
・『悪魔に魅せられし者』
・『魔宮の勇者たち』
・『魔界の滅亡』
この3冊はすべて1986年に発売されたゲームブックですが、
『悪魔に魅せられし者』が2007年、『魔宮の勇者たち』が2008年に
創土社から復刊されています。
しかしながら、『魔界の滅亡』は復刊の気配なし……。
うーん、残念。
ということで次回は、第一部『悪魔に魅せられし者』の
思い出について、書いてみたいと思います。
画像は復刻版。
いろいろ事情はあるかと思いますが、創土社さんにはぜひ最後まで復刊してもらいたい。
『魔界の滅亡』復刊後に3冊まとめて買う計画の人もたくさんいるはず!、と無責任なことを言ってみる。