ゲームブック 温故屋

水本シズオと申します。「ゲームブック」の話題が中心のブログです。

『眠れる竜ラヴァンス』その1

思い出のゲームブックのコーナー。
今日は大好きだったゲームブック『眠れる竜ラヴァンス』。
「ストーリー」「ゲーム性」「キャラクター」「魔法」「謎とき」「挿絵」はどれも素晴らしく、小学生の私はすっかりこのゲームブックのとりことなってしまいました。当時、同級生に仲の良いゲームブック友達がいたのですが、彼もこの作品をたいへん気に入っていたのを覚えています。
 

バルジニアを征服しようとたくらむ冥王モーレグは、伝説の怪物、暗黒竜アーリマンをよみがえらせて仲間とし、攻め込む機会をうかがっていた。あなたの祖国ウェルドーを始めとする諸国は、迫りくる脅威にさしたる対策も立てられぬまま、焦りの日々を送るばかり。そんなとき、ウェルドーの大魔道士オルセンが一通の手紙を寄越した。バルジニアにはもう一匹ドラゴンが眠っている。この善の竜ラヴァンスを起こし、仲間とすれば、モーレグに対抗できるというのだ……。いまここに壮大なファンタジーの幕が開く!!

この作品は当初、三部作の第1作目となる予定で、私も友達も続編の刊行を首を長くして待っていました。しかし……。
事情はわかりませんが、結局この1冊しか刊行されずに終わっています。
上のあらすじに書かれているキャラクターたちも、ほとんど登場することはありませんでした。残念。
 
さてさて、この私が好きでたまらなかった『眠れる竜ラヴァンス』ですが、ゲームブックファンのあいだでは、評価が結構分かれているようです。
というわけでそのへんの事情もふくめて、次回に続きます。