火吹山、復活
今から約35年前、ゲームブックブームの火付け役となった名作『火吹山の魔法使い』が、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で復活したんですね。
[公式ホームページより引用]
全18人の個性的な英雄たちから1人を選び、火吹山の地下に築かれた城塞の最深部にいる悪の魔法使い『ザゴール』を倒すことがあなたに課された使命です。ゲームブックの楽しさを忠実に再現するためにつくられた独自のゲームエンジンによって、何千もの選択肢を通して生み出される濃厚なストーリーと、戦略に満ちた戦いをお楽しみください。
下記にくわしい記事ありました。
ゲームブック関連サイト
先日の「ゲームマーケット」「文学フリマ」で、温故屋のブースに訪れてくださった皆様、まことにありがとうございました。
「ゲームブック」に興味を持たれた方がたくさんいらっしゃいましたので、ゲームブック系のサイトをいくつかピックアップしてみました。ご覧になってみてください。
紹介順にとくに意味はありません。
謎専門出版社。リアル脱出ゲームを作っている株式会社SCRAP内の出版部門です。
最近、『リアル脱出ゲームブックvol.2 ルネと秘宝をめぐる旅』を出版されたようです。
長く商業ゲームブックの世界でご活躍されている、藤浪智之さんのホームページ。
最近は『七つの大罪』『進撃の巨人』『フェアリーテイル』といった、人気漫画とコラボしたゲームブックも執筆されています。
GOTO HUGO
藤浪さん同様、長くゲームブックにたずさわれているフーゴ・ハルさんのホームページ。
つい最近も、『クトゥルフ神話ブックゲーム ブラマタリの供物』を発表されています。
「ファンタジーゲームブック」を作成するクリエイター集団。
ゲームブックだけでなく、TRPG関連でもいろいろやられているようです。
同人ゲームブック界の古株の方。
これまでボリュームのある長編ゲームブックを数冊出されています。
ゲームブックの電子書籍を刊行。
新作だけでなく、過去の名作も購入できます。
おいしいたにし – イラストを描いたり、ゲームブックを作っている、おいしいたにし のブログです。
謎解きがいろいろと盛り込まれた同人ゲームブックを数冊出されているもよう。
私はいまだ入手できてないのですが、すごくおもしろそうです。
イエローサブマリンで購入できるのかな。
近年出版されたゲームブックがまとめられています。
すごい! 便利!
ゲームブック投稿サイトなどを運営されている方のブログです。
拙作『ゲームブック 覇者の杖』『ゲームブック 山男デン』のイラストを描いてくださった、イラストレーターの川島健太郎さんのホームページ。
ゲームブックの関連サイトではありませんが、素敵なイラストが多数アップされているので、ご紹介まで。
ほかにも「ゲームブック」で検索すると、過去のゲームブック作品のレビューを書かれている方のサイトなど、いろいろと見つかるかと思いますので、ぜひ。
それでは今後とも、「ゲームブック温故屋」をよろしくお願いいたします。
ゲームブック温故屋 水本シズオ
既刊情報などはホームページをご覧ください。
ゲームマーケット・文学フリマ、感想
先日、「ゲームマーケット2018秋」「第27回文学フリマ東京」に出展しました。
「ゲームブック温故屋」のブースに来てくださった皆様、周辺ブースの皆様、まことにありがとうございました。
また、運営スタッフの皆様はじめ、このような素敵なイベントの開催にご尽力されたすべての皆様にも、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
このふたつのイベントには、いずれまた、参加できればと考えております。
さて、簡単ではありますが当日の記録・感想などを、備忘録的に残しておきたいと思います。
★ゲームマーケット2018秋(東京ビッグサイト)
2日制になって初めて参加しました(1日目のみ)。
公式発表によると、今回の来場者数は1日目1万2000人、2日目1万人とのこと。
私が最後に出展した5年前の来場者数は5000人ほど、それ以前、浅草開催時に出展した際の来場者数は4000人ほどでしたので、ここ数年で、ずいぶんと大きなイベントに発展したものだなと驚きました。
今回は私の申し込み方法が悪かったのか、出展場所が「文具」関係の場所になってしまいました(周辺サークルさん、みなさん洗練されたブースで素敵でした)。
浮いてしまった感じはしましたが、それでもたくさんの方に訪れていただき、新刊『魔女の不思議な森』は12時半ころに完売。前作『ある剣士の物語』も午後2時前に完売となりました。
会場全体で見ても、開始から終了まで盛況で、ゲームマーケットの発展を実感したしだいです。また、以前に比べて、参加者における女性の割合がとても高まっている感じもしました。
★第27回文学フリマ東京(東京流通センター)
ゲームマーケット(1日目)の翌日は文学フリマでした。
前日のゲームマーケットで新刊を買えなかった方が数名、わざわざいらっしゃってくださいました。ありがたいことです。
なお、ゲームマーケットとは会場が近いこともあり、文学フリマからゲームマーケット(2日目)へ、また、ゲームマーケットから文学フリマへ行かれた方も、いらっしゃったようです。
さて、今回の文学フリマの来場者数は、過去最高だったようです。
公式発表によると約4300人。
温故屋は3年ぶりの参加。ブースが2階入口すぐそばだったこともあり、多くの人に立ち寄っていただけました。
ゲームブックを見て、「なつかしい」と感想をもらす方多数。また、「ゲームブック」自体を初めて知るという方もたくさんいらっしゃいました。このへんのゲームマーケットとの客層の違いが、なかなかおもしろかったです。
ブースを訪れてくれた何人かの方とお話しさせていただき、子供のころ遊んだゲームブックをお聞きしたところ、「ソーサリー」「ドラクエ」「ネバーランドのリンゴ」「にゃんたん」など、皆様思い出のゲームブックのタイトルをあげてくださいました。
感想、以上。
「ゲームマーケット」「文学フリマ」ともに、過去の温故屋作品の感想を述べてくださる方が何人もいて、とても感激しました。励みになります。皆さん、ありがとうございました。
それでは今後とも、「ゲームブック 温故屋」をよろしくお願いいたします。
なお、新刊既刊ともに、近日中の通販予定はありません。
ご了承ください。
ゲームブック温故屋 水本シズオ
既刊情報などはホームページをご覧ください。
温故屋新刊情報
11月24日(土)のゲームマーケット、11月25日(日)の文学フリマ東京に参加します。
新刊『ゲームブック 魔女の不思議な森』ほか、既刊『ゲームブック 覇者の杖』『ゲームブック ある剣士の物語』の販売を予定しています。
『ゲームブック 魔女の不思議な森』
文庫サイズ76ページ/総パラグラフ数135/イベント頒布価格500円
あらすじ
「真の魔法使い」の称号を得るため、あなたは「魔女の森」にやって来た。脱出困難なこの森を、あなたは抜け出せるだろうか。さあ、魔法を選択せよ! 冒険の始まりだ。温故屋ゲームブック第4弾。
本書の特徴
筆記具・サイコロ不要のゲームブックです。
「浮遊」「発光」「菓子」など5つの魔法から、ゲーム開始時に2つ選んでください。
既刊情報はホームページをご覧ください。
よろしくお願いいたします。