ゲームブック 温故屋

水本シズオと申します。「ゲームブック」の話題が中心のブログです。

『ゼビウス』その1

懐かしのゲームブック、今日は『ゼビウス』です。

ゼビウス』は1982年に登場し、人気を博したアーケードゲーム。翌84年にはファミコンにも移植され大ヒット、ファミコン本体の売り上げUPに多大な貢献をしたと言われています。ゲームブック世代のみなさんには、思い入れのある方も多いはずです。
そうした人気の後押しもあってか、シューティングというゲームブック化は難しいジャンルにもかかわらず、1985年に発売元であるナムコの制作でゲームブック版『ゼビウス』が発売となりました。

私が初めてファミコンの『ゼビウス』に触れたのは、小学3年生くらいだったと記憶しています。友達の家で5人くらいが集まって遊んでいた際、「ゼビウス大会」をやる流れに。ルールは1人1機。その1機で、どこまで進めるかというものです。私以外のみんなはとてもうまく、1人10分くらいは平気でプレイしていました。
さてさて、1時間近く待ってついに私の出番です。しかし悲しいかな、ただ1人『ゼビウス』どころかファミコンも持っていなかった私は、開始10秒もしないうちに敵機に当たり終了。また1時間ほど順番を待つことに。しかし2度目の挑戦も、同じく10秒程度で敵機と衝突。いたたまれない気持ちになったものです。
家に帰ってから「ファミコン欲しいよー」と母親のヒザで号泣。母親のヒザで泣いた記憶は、人生でこの一度だけ。ああ『ゼビウス』、なんて罪作りなゲームなんだ。。。

悲しい思い出を語っていたら、ゲームブックの話までいかず。
次回に書きますんで。