ゲームブック 温故屋

水本シズオと申します。「ゲームブック」の話題が中心のブログです。

『ビックリマン 無縁ゾーンの秘宝』

なんかすごいですね、「妖怪ウォッチ」の人気。
つい最近まで「ポケモン」の天下でしたよね。
この前デパートのおもちゃ売り場いったら、もう「妖怪ウォッチ」だらけ。
子供たちに囲まれたジバニャンを、片隅から寂しそうに見つめるピカチュウ
その光景に、諸行無常を感じたわけです、はい。

同列に語ることはできませんかもしれませんが、私が幼いころ流行っていた
キャラクター商品といえば、なんと言っても「ビックリマン」でした。
私はややブームに乗り遅れたのですが、それでも1年ほど、シール集めに
情熱を注いでいました。たしか初めて入手したビックリマンシールは、
パンダみたいなメイクをした中華風のお守りだった記憶があります。

そんなわけで今日の懐かしのゲームブックは、
ビックリマン 無縁ゾーンの秘宝』。
同名のアニメ映画公開後、すぐに発刊されたようです。

〔あらすじ〕
無縁ゾーン上空で、空魔におそわれていたお守り助士すいさいを救ったために、お守りの楽園「天地球」の難事件にまきこまれてしまったヘッドロココ、ヤマト神帝以下の聖戦士たち。しつように攻撃をしかけてくる悪鬼の手から、天地球を救うためにヤマト神帝たちは立ち上がった。秘宝の謎をとき、仲間の聖戦士とともに天地球の平和をとりもどすのは君だ。

主人公は6神帝のひとり・ヤマト神帝。
上司(?)のヘッドロココや他の6神帝とともに冒険を繰り広げます。
システム面での特徴は、ページの右上にある「聖戦士ルーレット」。
目をつむってページをめくり、そのとき開いた聖戦士(ヘッドロココ及び
ヤマト神帝以外の6神帝)の種類によってその後の状況が変わるというもの。
なかなかおもしろいシステムだとは思いますが、残念ながら、プレイ中、
この「聖戦士ルーレット」を使う機会はあんまりないような気がします。

それでは今日はこのへんで。
妖怪ウォッチ」で、ゲームブックとかでませんかねえ。

★参考情報
ビックリマン 無縁ゾーンの秘宝』(双葉文庫
著/尾崎克之
初版発行/1988年7月
アマゾンの中古最低価格 342円(2014年8月8日現在)