『ルパン三世/さらば愛しきハリウッド』
懐かしのゲームブックのコーナ―。
今日は「ルパン三世」ゲームブックシリーズの第1弾『さらば愛しきハリウッド』。
この作品は、子ども時代には未プレイ。大人になってから初めて読みました。
〔本書あらすじ〕
俺の名は、ルパン三世。世界をまたにかける国際的大泥棒だ。
さて、今回の獲物は、一巻の古〜い映画フィルム。
価値だけを考えれば、わざわざ俺がアメリカくんだりへ足を運ぶほどの値打ちなんかありゃしない。
だが俺は、どうしてもこのフィルムが欲しかった。たとえ100カラットのダイヤと交換してもだ。
ゲームブックは「主人公=読者」なので、目的を共有したいところですが、
本作ではなぜルパンが「フィルム」を盗もうとしているのか終盤までわからず、
なんとなくモヤモヤしながら読み進めました。
ただルパンの両親の話など、ところどころ小説として楽しめました。
ルパン好きの方なら楽しめると思います。
さて、ルパン三世のゲームブックシリーズは、ルールが簡単で難易度も低めなので、気軽にゲームブックを楽しみたい方にお勧めです。
キャラクターたちもなじみ深いので、すんなり物語に入り込めるのも魅力。
私は子供の頃、ルパン三世のゲームブックをそれほど遊んだ記憶はないのですが当時は結構な人気シリーズだったようで、全部で19冊も出版されたようです。
今夏はルパン三世の実写映画が公開予定。
年明け早々には、宝塚がルパン三世のミュージカルを上演予定。
なんかルパン三世が盛り上がっているこの機会に、ゲームブックも遊んでみてはいかがでしょうか。
と、無理やりこじつけて今日は終わりたいと思います。
ごきげんよう。
★参考情報
『ルパン三世/さらば愛しきハリウッド』(双葉文庫)
著/吉岡 平
編/スタジオ・ハード
初版発行/1985年10月
アマゾンの中古最低価格 1円(2014年5月20日現在)