ゲームブック 温故屋

水本シズオと申します。「ゲームブック」の話題が中心のブログです。

『かぎばあさんの家みつけた』

懐かしのゲームブックのコーナー。
今日は『かぎばあさんのゲームブック かぎばあさんの家みつけた』。


大介のクラスで班がえがありました。大介は、幸一をじぶんの班にさそおうとしたのですが、洋と美雪はいやみたいです。さて、班がえはどうなる…?さあ、ここからが、かぎばあさんのゲームブックのはじまりです。きみがえらぶ道によって、お話はちがう方向にすすんでいきますよ!
(本書あらすじ)

岩崎書店発行の人気絵本シリーズ「かぎばあさん」。
1970年代後半から2000年にかけて、全20作発売されています。
私も子どものころ、何冊か読んでいました。

ゲームブック『かぎばあさんの家みつけた』は、シリーズ15作目(1995年3月発行)に当たり、この作品だけゲームブックの形式を取り入れています。
ただ、パラグラフの数は全部で12と少なめ。物語がメインで、あくまでゲームブックの要素はおまけのような感じです。

ちなみに「かぎばあさん」は、カギをなくした鍵っ子が家に入れずに困っていると、ふらりとやって来て家のカギを開け、子どもの相手をしてくれる不思議なおばあさんです。子どものときは優しいおばあさんとしか思いませんでしたが、今思うと少し怖いですね。

★参考情報
『かぎばあさんの家みつけた』(岩崎書店
著/手島悠介
イラスト/岡本颯子
初版発行/2001年9月
定価/588円
※上記情報は再販された文庫版のもの