『悪魔に魅せられし者』その2
今日も前回に引き続き、『悪魔に魅せられし者』。
改めて読んでとくにインパクトがあったのが、
14階の「マスクマンの店」。
この店はモンスターのためのレストランで、
あやしげなメニューがならんでいます。
ゲロトラックス 金貨二枚
ミツユビオニトカゲ 金貨十枚
デーモンステーキ 金貨五枚
テロ―ダスムニエル 金貨五枚
バグラネズミのミンチ 金貨六枚
この中には、人間にとって害のあるメニューもあります。
食べたらトカゲ男になってしまったり……。
たいへんです。
なお、著者の鈴木直人氏は、復刻版のあとがきで次のように述べています。
二十年前に読んだことのある人たちに言います。おまえらなぁ、なつかしがるんじゃねーぞと(笑)中坊でしたとか、高校生でしたとか、その頃に戻ってプレイしたい……なんて懐古趣味はもっとジジイになってからで充分だろう?と言います。せっかくなら、新鮮な気持ちで手にしてください。
いやー、無理でした(笑)
大好きなゲームブックだっただけあって、かなりおぼえているものです。
二十数年ぶりに読んでも。
「ミツユビオニトカゲ」の単語は忘れたことなかったですし。
なので著者の意向に反し、懐かしがりながらのプレイとなってしまいました。