『ウェイレスの大魔術師』

ゲームブックの思い出コーナー。
今日は『ウェイレスの大魔術師』です。
私のなかで、『王子の対決』と記憶がごっちゃになっていた作品です。
以前書いた『王子の対決』の記事はこちら
　

きみはソレース村の有望な魔法使いレイストリン。双子の兄キャラモンといっしょにウェイレスの森をめざす。そこには魔術師になるための最後の砦〈上位魔法の塔〉があり、想像を絶する試練が待ちうけていた。きみは魔術師になるための大審問を無事突破できるか?
（本書あらすじ）

　
本書は魔法使いが主人公のゲームブックです。
『ドラゴンランス戦記』という小説の外伝的作品のせいか、
ほかのゲームブックに比べてゲーム性は低い気がします。

さてさて内容はおいといて、カバーの左上にご注目ください。
上の画像ではわかりにくいかもしれませんが、きらきらしたドラゴンの
ホログラムがついています。小学生当時の私は、このホログラムの部分で
かなり高揚していました。今見ても、かっこいいと思いますもの。

※ホログラム部分を拡大してみました

富士見書房から発売されていた同シリーズのゲームブックのカバーには、
同じようなホログラムがついていたようです。
ただ、私はこの一冊しか持っていた記憶がないので、カバーは気にいっても、
内容にはそれほどひかれなかったんだと思います。
『ドラゴンランス戦記』という作品を読んだことがあったら、
また違った感想をもったのかもしれません。

★参考情報
『ウェイレスの大魔術師』（富士見書房）
著／テリー・フィリップ、翻訳／大出健
初版発行／1986年7月
アマゾンの中古最低価格　720円（2012年8月29日現在）