『恐怖の神殿』
「ゲームブック」という言葉から、真っ先に頭に思い浮かぶ作品は人それぞれ違うと思います。私は「ゲームブック」と聞くと、この作品の表紙が思い浮かびます。
ファイティング・ファンタジー・シリーズの『恐怖の神殿』です。
若きマルボルダスの暗くねじくれた力は今や絶頂に達しようとしている。育てたエルフらは最後に一つの苦行を課した。どくろ砂漠のどこかにある失われた都ヴァトスに何世紀も秘められてきた5つの竜の飾りを探してこいというものだ。5つを手にしたその時こそ、マルボルダスは立ち上がりアランシアを制覇する。マルボルダスを阻止できるのは君だけだ。ゲームなのか物語なのか、この本はひと味違う―主人公は君だ!
(本書裏表紙あらすじより)
私が30歳を過ぎた頃、「ゲームブック」を懐かしく思い最初に手に入れた作品が、『展覧会の絵』とこの『恐怖の神殿』でした。
と言っても、作品自体に物凄い思い入れがあるわけではないんですよね。
そもそも小学生の頃の私は、海外作品より国産ゲームブックを好んでいましたから、なぜ「ゲームブック」の言葉から、『恐怖の神殿』の表紙が真っ先に思い浮かぶのか自分でも不思議なのです。退行催眠でもやってもらえれば何か秘密が明かされるかもしれませんが、怖いのでやめておきます。
本書の詳細に関しては多くの方が書いていると思いますので、いろいろ検索してみてください。中身のない文章ですみませんっ。
★参考情報
『恐怖の神殿』(社会思想社)
著/イアン・リビングストン 翻訳/浅羽莢子
初版発行/1987年1月
アマゾンの中古最低価格 536円(2012年6月18日現在)